デジタル一眼レフカメラを買ってから知った言葉。
「日の丸構図」
まあ文字通りなんですが
俺のちょっと前の記事(金剛法院)の
写真で言うならまさにこれ。

被写体がど真ん中にありますよね?
日本国旗デザインの配置ですよね?
これ、
(写真界では)一般的にはダメらしいです。
花が綺麗に撮れたとしても
構図が日の丸だったら写真としては評価されない傾向にあるようです。
で。
自分のPCにある写真チェックしてみたら
意外に「日の丸構図」は少なかったです。
俺自身、デザインを少し学んだ経験が手伝って
無意識と意識的に、ど真ん中に被写体をそんなに配置していなかったみたい。
【本題】
「日の丸構図がダメなのは、ロック名盤ジャケットにも言えるのか?」まずは
「日の丸構図」を避けた例。
LED ZEPPELINの4枚目。

主題を右にずらして左に空白を作っていますね。
お見事。
こういう風に景色や空白を、左右どちらかに振るのは簡単で効果的な手法。
METALLICAの5枚目。

完全に中央を空白にした、大胆なパターン。
いいですね!
蛇か、もしくはバンド名を真ん中に持ってこなかったセンス。
ていうかまず黒すぎてパッと見よく分からん。「日の丸構図」な例。
The Michael Schenker Group MSGの1枚目。

完全にど真ん中。
うーん。
・・・悪くないよね。これはこれでいい。
左右に空白作ったとしても印象は
「変なおっさんが座っとる」
で、終わるんじゃないでしょうか?
もっと上半身アップ画像だったとしても
かなり暑苦しい画になったはず!!
うん。これはこれでいい。
PINK FLOYDのギネス記録アルバム「The Dark Side of the Moon」

完全にど真ん中。
むしろ、「日の丸のデザインを前衛的に表現しました」
と言っても過言ではないくらい、日の丸的構図。
ただ
このジャケットの素晴らしいのは
左右非対称なところ。
真ん中の三角は上下左右ずらしてはいけないデザイン。
完全に唯一無二な絵になっています。
(ピンクフロイドのジャケットはどれも素晴らしい)
【結論】
一概には言えない!
全然言えません!
写真も
趣味とかブログ程度なら
自分の好きなように勝手に撮ればいんじゃね?
一番伝えたいことが真ん中に来るのは悪いことじゃない。