小説「生、なお恐るべし」感想
- 2011/09/02
- 00:35

「生、なお恐るべし」 (原題「THE TERROR OF LIVING」)アーバン・ウェイト 著
【あらすじ】
刑務所上がりのハント、
職を転々とした後、違法である運び屋の仕事に就く。
山中での任務を保安官補に目撃され、失敗したことにより
組織の殺し屋と保安官補に負われるはめになる。
【感想】
これは映画化される!!
ハイレベルエンターテイメント!!
全く退屈させることなく、ラストまで怒涛の展開!
読みやすさ
★★★★★
登場人物の背景や心理などが細かく描かれますが
決して読みにくくありません。
キャラ設定の巧さと文章力(翻訳ですが)の賜物!
各会話も面白い。緊張感あり。
笑えるシーンもあり。
暴力描写満載。
(映像化不可能なシーンあり)
苦手な人にはオススメしません。
小説「No Country for Old Men」
(邦題「血と暴力の国」)(映画「ノーカントリー」)
にかなり近い内容。
逃げるおっさんを冷血無比な殺し屋が追いかけるあたり。