映画 「シェイプ・オブ・ウォーター」 感想
- 2018/03/06
- 20:26

「シェイプ・オブ・ウォーター」 (原題 「The Shape of Water」)
ギレルモ・デル・トロ 監督作品
2018年度米アカデミー賞 作品賞 監督賞他 受賞作品。
【あらすじ】
1962年、特殊施設に不思議な生物が運ばれてくる。
その施設の清掃員イライザがとった行動とは。
【余談】
「パンズラビリンス」が
好きな映画TOP10に入る私。
こんなに楽しみにした映画は久しぶり。
予備知識をほぼ0に(意図的に)して観ました。
(良いところ見せ尽くす予告多いので)
そして劇場公開初日の朝いちで鑑賞。
【感想】
良かったああああああ!!!
切ないーーー!!
「パンズラビリンス」好きな人は絶対に観てほしい!!
ですが
この映画で気分を害する人もいるかと。
R指定な事と、そこらへんはリンクするかもしれません。
キャスティングがお見事!!!!
主人公のサリー・ホーキンス。適役!!!
(デルトロ監督が直々に出演交渉したらしい)
映画観て序盤で
「こんなほうれい線くっきりの中年女性がヒロインなんかよ」(失礼)
と思いましたが、
彼女じゃないとダメなんです!!体も綺麗。
あの雰囲気が行動に説得力を帯びてくる。
同僚の女性ゼルダ、隣人のジャイルズ、ホフステトラー博士
そして悪役 ストリックランド。
全員むちゃくちゃ良かったです。
(飲食店の兄ちゃんも良かった)
ストリックランド役のマイケル・シャノン。
最近お気に入りです。嫌な奴似合う人だなあ。
ストーリー展開に関してはご都合部分も多めなので
そういうのに厳しい人にはおススメしません。
(展開で言えば ギレルモ監督前作「クリムゾンピーク」の方が遥かに無理がある)
ただ、そのご都合部分を補う、伏線(?)が秀逸!
「このシーンは必要なのか?」と思う所も、最後まで見ると(意味が分かると)納得!
映像も素晴らしい!
私が一番好きなのは
ラストシーンでも歌シーンでもありません!!
一番好きなのは、イライザのバス通勤シーン!!
ああいうのを挟むギレルモ監督のセンスに脱帽!
他にも何気ないシーン(タイムカードのとことか)とかあって語りつくせない!
アカデミー賞受賞おめでとうございます!!!!
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