小説「狐火の家」
- 2008/06/13
- 00:30

「狐火の家」 喜志祐介 著
「硝子のハンマー」の続編的、短編集。
【あらすじ】
女性弁護士と、防犯ショップの店長(ピッキング等のプロフェッショナル)が、
密室殺人事件を暴く!
【感想】
「硝子のハンマー」は
個人的にはイマイチでした。
良作だとは思うんですが、
「よりによって喜志先生が本格推理モノ書かなくても!」
という個人的なワガママが先行してしまい、好きにはなれませんでした。
で、今作、
「硝子のハンマー」より楽しめました。
各キャラクターが良い味出してます。
会話のやりとりが面白い。
笑えるシーンもあり。
ですが、
トリックや犯人に関しては特筆するべき個所は無し(笑)
(速攻で犯人が分かる話もあり)
これ、映像化したらヒットしそう。
映画じゃなくドラマで。
(天海祐希と松田龍平のコンビはどうでしょう?)
読みやすさ
★★★★☆
【余談】
喜志祐介氏。
ユージーの一番好きな作家。
「黒い家」「クリムゾンの迷宮」「天使の囀り」
大好きです。最高級のエンターテイメント!
新作で、大絶賛されている
「新世界から」
近日読む予定。