小説「粘膜人間」
- 2009/03/31
- 02:06

「粘膜人間」 飴村 行 著
第15回日本ホラー小説大賞 長編賞受賞
【あらすじ】
村はずれに住む3兄弟に
とある依頼をもちかける利一と祐二。
3兄弟は承諾するのか?
そして利一たちの計画は成功するのか?
【感想】
3兄弟との友情を描くファンタジーかと思いきや、(思いません)
エログロ満載のとてもカオスな作品でした。
個人的に物凄い衝撃を受けました!!!
これは5回くらい読み直すかもしれない(面白すぎて)!!
角川ホラーの傑作「黒い家」や「ぼっけえきょうてえ」を超える(?)大傑作。
読みやすさ
★★★☆☆~★★★★★
・文章力あり(ありまくり)
・先が読めない展開
・奇抜な発想
ミステリー・ホラーファンにはたまらない三拍子!!!
グロ描写大丈夫な人は必読!!
(そうじゃない人は途中でギブアップするかも)
本当に面白い(自分に合った)作品って
プライベートでもその内容を思い出したり噛み締めたりするんですよね。
俺、ここ数日より「粘膜人間」の余韻に浸ることでしょう。
【個人的な余談】
小説の話できる友達はいるけど
ホラー小説の話ができる友達がいない。
(要はこの記事自体の需要が無い)
ケッチャムの作品や綾辻「殺人鬼」等。面白いのになー。
【余談】
あえてストーリーが分かりにくいレビューにしました。
(本当はもっと書きたい!!)
これから読む人が度肝を抜かれることを祈って。