うどん県丸亀男の独り言

「ファニーゲーム　U.S.A.」　（原題　「FUNNY GAMES U.S.」）

ミヒャエル・ハネケ　監督

ティム・ロス
ナオミ・ワッツ　出演

【あらすじ】
海辺の別荘でくつろぐ家族の元に一人の青年が訪問してくる。
「近所の○○さんからの使いです。どうか卵を分けてくれませんか？」



【感想】
監督が自身の作品を自らハリウッドリメイクするという「？」な作品
しかも内容と作風は変わっていない。
極端にいうと俳優が変わっただけ。
（その俳優陣は秀逸なんですけどね）

元の「FUNNY GAMES」は
たしか８年くらい前に観ましたが
すごく嫌な気分と、「これこれ！こういうの凄い！」って
気分が混同したのをよく覚えてます。

本作も不快感炸裂しまくりです（当たり前）。
かなり気分を害しました。
特にティム・ロスのフィジカル面での弱さにムカつきました！（そこ？）
「Daddy Cool！」
ってシーンもちょっとは欲しかった（食事のシーン可）！

いやー。
理不尽です。不条理です。後味悪いです。
そこを良しとするかどうか。（これが狙いなので）
嫌いな人はこの作品めちゃめちゃ嫌ってますね。

ちなみに俺は好きです。

後味悪い映画で有名なのは
「ダンサーインザダーク」
「ミリオンダラーベイビー」
「ボーイズドントクライ」
「アレックス」
「アメリカンヒストリーＸ」
などですが、
「ファニーゲーム」は、また観たい。って部類に（上位に）入ります。
（「ダンサー～」「ミリオン～」は二度と観たくありません）

やはり元の「FUNNY GAMES」の方が
破壊力抜群でした。
特に子供のシーン（プラス長回し）。